プロ野球ファンにとって、応援しているチームが年間でどれくらい試合を行うのかは非常に気になるポイントです。スタジアムへ足を運ぶ計画を立てたり、テレビ観戦のスケジュールを組んだりする際にも、正確な「npb試合数」を知っておくことは欠かせません。
日本のプロ野球(NPB)では、1年間にわたる長いペナントレースが繰り広げられます。春の開幕から秋の日本シリーズまで、選手たちは過酷なスケジュールの中で戦い続けますが、その試合構成は細かくルール化されています。
この記事では、NPBのレギュラーシーズンの試合数内訳から、セ・パ交流戦、そして日本一を決めるポストシーズンの仕組みまで、初心者の方にも分かりやすく解説します。野球観戦がもっと楽しくなる知識を深めていきましょう。
NPB試合数の基本!1チームあたりの年間合計は143試合

現在のプロ野球において、1チームがレギュラーシーズンで戦うnpb試合数は合計143試合と決められています。この数字はセ・リーグ、パ・リーグともに共通しており、すべてのチームが同じ条件で順位を競い合います。
かつては年間130試合や140試合だった時期もありましたが、現在は143試合という数字が定着しています。この143試合の中には、同じリーグ内のライバルチームとの対戦だけでなく、普段は戦わない別リーグのチームとの対戦も含まれています。
【プロ野球の試合構成まとめ】
・リーグ内対戦:125試合
・セ・パ交流戦:18試合
・合計:143試合
セ・リーグとパ・リーグの試合配分
レギュラーシーズンの中心となるのは、同じリーグに所属する5つのチームとの対戦です。セ・リーグならセ・リーグ同士、パ・リーグならパ・リーグ同士で戦うこの試合を「リーグ内対戦」と呼び、合計で125試合が行われます。
特定の1チームに対しては、年間で25試合を戦う計算になります。25試合という奇数の設定になっているのは、シーズンの勝ち越し・負け越しをはっきりさせるためでもあります。これだけ多くの対戦を重ねるため、ファンにとってもお馴染みの対戦カードが多くなります。
リーグ内での戦いは、順位に直結する非常に重要な意味を持ちます。特に後半戦の直接対決は、優勝争いやクライマックスシリーズ進出を左右する大きな見どころとなります。25試合をどう戦い抜くかが、監督の采配の見せ所です。
ホームとビジターの回数バランス
プロ野球の試合は、自分の本拠地で行う「ホームゲーム」と、相手の本拠地へ乗り込んで行う「ビジターゲーム」に分かれます。ファンの声援を受けられるホームの方が有利とされるため、この回数の公平性は厳格に守られています。
リーグ内対戦の25試合については、年度ごとにホーム12試合・ビジター13試合(またはその逆)となるように調整されています。2年間のスパンで見ると、ホームとビジターの合計数がちょうど同じになるように設計されているのが特徴です。
地元で応援できる試合数には限りがあるため、カレンダーを確認して計画的に観戦チケットを確保することが大切です。特に週末のホームゲームは人気が高く、早い段階で売り切れてしまうこともあるので注意しましょう。
雨天中止になった試合はどうなる?
プロ野球は屋外球場も多く、雨の影響で試合が中止になることが珍しくありません。中止になった試合は「予備日」と呼ばれる日程に組み込まれるか、シーズン終盤に「追加日程」としてまとめて開催されることになります。
npb試合数は必ず143試合を消化しなければならないため、中止が重なるとシーズン終盤のスケジュールが非常に過密になります。時には10連戦以上のハードな日程になることもあり、選手の体力管理やピッチャーのやりくりがチームの勝敗を分ける要因になります。
ファンにとっては、シーズン最終盤に試合が詰め込まれることで、毎日野球が楽しめる楽しみが増える側面もあります。しかし、選手のコンディションを考えると、なるべく予定通りに試合が進むことが望ましいと言えるでしょう。
セ・パ交流戦の試合数と大会の面白さ

プロ野球のシーズン中盤における最大の見どころといえば「セ・パ交流戦」です。普段は見ることのできないリーグを越えた対戦は、ファンにとって非常に新鮮でワクワクするイベントです。この交流戦も、全体のnpb試合数143試合の中に組み込まれています。
交流戦の期間は約3週間となっており、毎日のように熱い戦いが繰り広げられます。パ・リーグの力強い野球とセ・リーグの緻密な野球がぶつかり合う姿は、プロ野球の醍醐味の一つと言えるでしょう。ここではその具体的な構成を見ていきます。
セ・パ交流戦は1チーム18試合
交流戦では、異なるリーグの6チームすべてと対戦します。1チームあたりの試合数は18試合となっており、それぞれの相手と3試合ずつ戦う計算です。2005年のスタート当初は36試合、その後24試合と減少しましたが、現在は18試合で落ち着いています。
試合数が18試合になったことで、短期間での集中力がより求められるようになりました。一気に連勝して勢いに乗るチームもあれば、ここで大きく負け越して順位を落としてしまうチームもあり、シーズンの大きなターニングポイントとなります。
たった18試合ではありますが、この結果が最終的な順位に与える影響は計り知れません。交流戦で優勝したチームが、そのままの勢いでリーグ優勝を果たすケースも過去に多く見られました。
対戦カードごとの内訳と開催ルール
交流戦の18試合は、3連戦を6カード行う形式で進められます。特定の相手とは「3試合」しか戦わないため、一度の雨天中止やミスが大きな痛手となります。また、ホームで開催するかビジターで開催するかは、2年ごとに交代する仕組みです。
例えば、ある年に「巨人 vs ソフトバンク」を東京ドーム(巨人のホーム)で行った場合、翌年は福岡PayPayドーム(ソフトバンクのホーム)で開催されます。これにより、隔年ではありますが、全国どこのファンも自分の街で全12球団を見られるチャンスが確保されています。
普段は遠くてなかなか見に行けない他リーグのスター選手を間近で見られるのは、交流戦ならではの贅沢です。パ・リーグ主催試合ではDH制(指名打者制)が採用され、セ・リーグ主催試合では投手が打席に立つというルールの違いも楽しみの一つです。
交流戦の期間は、順位表が大きく動くことから「戦国時代」と呼ばれることもあります。特定の球団が得意な相手を見つけられるかどうかも、18試合を勝ち抜くポイントです。
交流戦の結果が順位に与える影響
交流戦は単なるお祭りではなく、しっかりとリーグの順位に反映されます。ここでの勝ち星はレギュラーシーズンの成績としてカウントされるため、交流戦での貯金(勝ち越し数)がそのままリーグ優勝への足がかりになります。
過去には、交流戦前まで最下位だったチームが、交流戦で驚異的な強さを見せて上位に浮上した例もありました。逆に、ここで失速してしまうと、自力優勝の可能性が消滅してしまう「クリンチナンバー」にも大きな影響を与えます。
また、交流戦だけの勝率を競う独自の表彰もあり、1位になったチームには賞金が贈られます。選手にとってもファンにとっても、モチベーションが高まる非常に重要な期間となっているのです。
オールスターゲームとレギュラーシーズンの休み

長いレギュラーシーズンの中には、選手たちが一息ついたり、お祭り騒ぎを楽しんだりする期間があります。npb試合数のカウントには含まれませんが、ファンの注目度が非常に高いのが「オールスターゲーム」です。
この期間は公式戦が一時中断されるため、チームとしての戦いはお休みとなります。選手にとってはコンディションを整える貴重な時間であり、ファンにとってはスター選手の共演を楽しめる夢のような時間です。
球宴(オールスター)の試合数と選出方法
例年、7月に開催されるオールスターゲームは合計で2試合行われます。開催地は毎年変わり、セ・リーグの球場とパ・リーグの球場で1試合ずつ行われるのが通例です。ファン投票や監督推薦によって選ばれた、まさに「プロ中のプロ」が集う舞台です。
試合数自体は少ないものの、その密度は非常に濃いものになります。普段は敵味方に分かれて戦っている選手たちが同じベンチに座り、談笑したりアドバイスを送り合ったりする光景は、オールスターならではの魅力です。
勝利チームには賞金が出るほか、MVPに選ばれた選手には豪華な副賞も贈られます。ガチンコ勝負の中にも華やかさがあり、普段のリーグ戦とは違った緊張感と楽しさを味わうことができます。
フレッシュオールスターと二軍の試合数
一軍のオールスターが行われる時期には、若手選手による「フレッシュオールスター」も1試合開催されます。これは将来のスター候補生たちが集結する試合で、一軍昇格を目指す若手の登竜門的な位置づけとなっています。
一方で、二軍(ファーム)のnpb試合数も気になるところですが、こちらはイースタン・リーグとウエスタン・リーグでそれぞれ年間120〜140試合程度が組まれています。一軍よりも試合数がやや少ないものの、育成を目的とした過酷なスケジュールです。
ファームの試合は、怪我からの復帰を目指すベテランや、実力を磨く若手が泥にまみれてプレーしています。一軍の試合数だけでなく、こうした若手の成長の場を知ることで、より深くプロ野球を応援できるようになります。
選手の休息と後半戦への調整期間
オールスター期間中の約4〜5日間は、選出されなかった選手たちにとって貴重な休養日となります。143試合という膨大なnpb試合数を戦い抜くには、この中盤の休みでどれだけリフレッシュできるかが後半戦の鍵となります。
また、この時期は戦術の再確認や、新戦力のテストを行う時間としても使われます。前半戦の課題を洗い出し、クライマックスシリーズ進出に向けてチームを再建する重要な期間なのです。
ファンにとっても、毎日の試合観戦から少し離れて、これまでの戦いを振り返る良い機会になります。後半戦が始まった瞬間の熱気は、この短い休止期間があるからこそ、より一層高まるのかもしれません。
オールスター前を「前半戦」、オールスター後を「後半戦」と呼びます。一般的に後半戦は試合数が少なくなりますが、1敗の重みが非常に大きくなるため、一戦一戦の緊張感が増していきます。
クライマックスシリーズ(CS)の試合数と進出条件

143試合のレギュラーシーズンが終わると、次は日本一への挑戦権をかけた「ポストシーズン」が始まります。その第1段階となるのがクライマックスシリーズ(CS)です。ここでの試合数は、勝ち上がり方によって変動します。
CSはレギュラーシーズンの上位3チームが出場できるトーナメント形式の戦いです。リーグ優勝チームがそのまま勝ち上がるのか、あるいは2位や3位のチームが「下克上」を果たすのか、プロ野球ファンが最も熱くなる時期の一つです。
ファーストステージの最大3試合
CSの最初のステップである「ファーストステージ」では、レギュラーシーズン2位のチームと3位のチームが対戦します。全3試合制で行われ、先に2勝したチームが勝ち抜けとなります。
会場はすべて2位チームの本拠地(ホーム)で行われるため、2位チームには大きなアドバンテージがあります。しかし、短期決戦では勢いが重要視されるため、3位チームが2連勝して突破を決めてしまうことも少なくありません。
もし1勝1敗で第3戦までもつれ込んだ場合、その試合の緊張感は凄まじいものがあります。たった3試合という短いスパンで決着がつくため、監督はエース投手を惜しみなく投入し、負けられない戦いを演出します。
ファイナルステージとアドバンテージの仕組み
ファーストステージを勝ち上がったチームは、リーグ優勝チームが待つ「ファイナルステージ」へと進みます。ここでは全6試合制が採用されていますが、少し特殊なルールが存在します。
まず、リーグ優勝チームにはあらかじめ「1勝」のアドバンテージが与えられています。つまり、優勝チームは実質3勝すれば勝ち抜けとなり、ファーストステージ突破チームは4勝が必要になります。さらに、全試合が優勝チームのホームで開催されます。
このルールは、143試合という長いnpb試合数を1位で終えたチームの功績を称えるためのものです。非常に有利な条件ではありますが、過去にはこのアドバンテージを跳ね返して日本シリーズへ進出したチームもあり、ドラマチックな展開が期待できます。
下克上が起こるポストシーズンの過酷さ
クライマックスシリーズの面白さは、何と言っても「下克上」の可能性にあります。レギュラーシーズンで圧倒的な強さを見せた優勝チームであっても、短期決戦の魔物に飲み込まれ、日本シリーズ進出を逃してしまうことがあります。
ファンにとっては最後まで夢を見られるシステムですが、選手にとっては非常に過酷な戦いです。レギュラーシーズンの143試合を終えた直後に、さらに高い強度の試合をこなす必要があるからです。怪我人の状況や、投手の疲労度が勝敗に直結します。
CSの期間は10月中旬から下旬にかけて行われます。秋の夜長に繰り広げられる死闘は、npb試合数の基本ルールを超えた、精神力と技術のぶつかり合いと言えるでしょう。この過酷なステージを突破したチームだけが、日本一への切符を手にします。
日本シリーズの試合数!頂点を決める7戦制のルール

プロ野球シーズンの真の締めくくりとなるのが「日本シリーズ」です。セ・リーグとパ・リーグそれぞれの代表チームが激突し、その年の日本一を決定します。このシリーズのnpb試合数は、最大7試合の短期決戦となっています。
日本シリーズは、レギュラーシーズンやCSとはまた違った独特の雰囲気があります。日本中の野球ファンが注目する中で、1球の重みが最大級になるステージです。ここでは、日本シリーズの基本的なルールと試合数について詳しく見ていきます。
先に4勝したチームが日本一
日本シリーズは「7戦4勝制」で行われます。先に4勝を挙げたチームがその年のチャンピオンとなり、シリーズは終了します。最短であれば4試合、最大であれば7試合が行われることになります。
対戦スケジュールは、第1・2戦、第6・7戦が一方のリーグのホーム、第3・4・5戦がもう一方のリーグのホームで行われます。どちらのリーグからスタートするかは年度によって交代するため、公平性が保たれています。
4勝するまでのプロセスには、エースの投げ合いや代打の切り札の登場など、プロ野球の粋を集めたプレーが凝縮されています。4勝という目標に向けて、チームが一丸となって戦う姿は見る者の胸を打ちます。
引き分けがあった場合の延長戦と第8戦
日本シリーズでも引き分けが発生することがあります。通常の公式戦は延長12回までですが、日本シリーズでは第7戦までは延長12回、そして決着がつかない場合は第8戦以降が行われるという非常に珍しいルールがあります。
過去には、実際に第8戦までもつれ込んだケースも存在します。第8戦以降は「時間無制限・イニング無制限」で決着がつくまで戦い続けるというルールがあり、究極のサバイバルマッチとなります。
このように、日本シリーズは何が何でも「どちらかが4勝するまで終わらない」という徹底した決着主義をとっています。ファンとしても、最後まで目が離せない展開が約束されているのです。
第8戦が必要になった場合、会場は第7戦と同じ球場で行われます。連戦が続くため、ピッチャーの肩の状態や控え選手の使い方が非常に難しくなります。
DH制(指名打者)の採用ルール
日本シリーズにおけるnpb試合数のルールとして興味深いのが、DH制(指名打者制)の取り扱いです。これはパ・リーグ主催の試合では採用され、セ・リーグ主催の試合では採用されないという形をとっています。
パ・リーグのチームは普段からDH制に慣れていますが、セ・リーグのチームは投手が打席に立つことに慣れています。このルールの違いが、選手の起用法や代打のタイミングに大きな影響を与え、シリーズの面白さを引き立てます。
近年ではパ・リーグのチームが強い傾向にあり、DH制の有無が戦略の幅をどう変えるかが議論の対象になることもあります。ファンとしては、お気に入りのチームが慣れないルールの中でどう対応するかを観察するのも楽しみの一つです。
| 試合会場 | DH制の有無 | 特徴 |
|---|---|---|
| パ・リーグ本拠地 | あり | 強力な打線を組める、投手の負担減 |
| セ・リーグ本拠地 | なし | 投手の打撃・バントが鍵、代打策が重要 |
NPB試合数を把握してプロ野球をもっと楽しもう
プロ野球の1シーズンにおけるNPB試合数は、レギュラーシーズンだけで143試合という長丁場です。これに加えて、交流戦の熱い18試合や、上位チームによるクライマックスシリーズ、そして日本一を決める日本シリーズまで、合わせると年間で非常に多くの試合が開催されています。
143試合という数字だけを見ると膨大に感じますが、その内訳を知ることで、一戦一戦の重みやリーグごとのルールの違いが見えてきます。特に交流戦やポストシーズンは、普段の公式戦とは異なる緊張感があり、ファンの応援にも熱が入ります。
試合数の仕組みを理解すれば、次のような楽しみ方ができるようになります。
・シーズンの山場(交流戦や終盤戦)を予想して観戦計画を立てる
・ホームゲームの残り回数を確認して、現地応援の機会を逃さない
・ポストシーズンの進出条件を計算しながら順位表を眺める
プロ野球は、長い期間を通してドラマが紡がれていくスポーツです。試合数という数字の裏側にある、選手たちの努力や戦略的な駆け引きを感じながら、今年も全力で野球観戦を楽しんでいきましょう。スタジアムで、あるいはテレビの前で、あなたなりの熱い声援をチームに届けてください。



